照った身体をキャタツに預けて

THE JORKERS・3

11月21日(金)
新宿区早稲田鶴巻町
銀のヘルメット
20:00〜22:00 
投げ銭
THE JORKERS
松本崇史(sax) 佐藤芳哉(b) 池澤龍作(snare,cymbal)

めまぐるしく新陳代謝を繰り返す大都会=東京。世界を凌駕するその激戦区のさらに中枢、山手線内部。一瞬ですら見逃せないメトロポリスの先鋭において、僕らの勤める早稲田鶴巻町周辺では、徒歩5分圏内にコンビニは1件しかない。しかも定食屋は年々減っていくばかりだ。つい先日閉店した蕎麦屋の跡地では、先週新しい「スナック」の看板がついた。いかにも地味でホームメイド風なその看板が東京の中心か・・。そんな中、ごく少ない楽しむ場所として「立ち飲み居酒屋」がある。5分圏内に存在する飲み屋で若者の渇望を受け止められる盛り場はここだけだ。しかも毎月ジャズライブときている。いま、早稲田鶴巻町は熱い。押え切れない衝動で火照った身体をキャタツに預けて、今日も僕らは酒を飲む。仮にそれが夢物語だとして、我々にその現実を夢だと掻き捨てる度胸などもはや残されてはいないのだから(笑)。